【制作事例】re:Healthロゴマーク(東京大学生産技術研究所 喜連川・豊田・根本・吉永・合田研究室様)

事例概要

東京大学生産技術研究所 喜連川・豊田・根本・吉永・合田研究室のプロジェクト「re:Health」のロゴマーク等を制作しました。

ロゴマーク

re:Healthは、地域の健康医療ビッグデータを対象とした高速解析・可視化プラットフォームです。東京大学生産技術研究所の喜連川・豊田・根本・吉永・合田研究室が開発し、医療政策分野の研究機関である医療経済研究機構と共に、地域の保険者や自治体等に解析サービスを提供する実証実験を行っています。

今回はこのプロジェクト「re:Health」ロゴマークの作成と、都道府県ごとのロゴ画像をご依頼いただきました。

ラフデザイン

re:Healthの開発経緯や、利用用途を聞いた際に、すでにある情報を円のように循環させて生命の維持などに役立てるイメージが想起されました。また、地域の住民や保険者、自治体、また、健康医療の従事者等、多くの人と人とをつなぐものだと感じました。

そのため、人と人が支え合うイメージなどを図案として3案起こし、初回案として提案しました。

下図はその中の1案です。

お客様から、温かみのあり、人の形とわかる案にしましょうとご意見いただき、上記左から二番目の図案にしています。
その後、色味とフォントパターンそれぞれ16種類の中からイメージに合うものを選んでいただき、最終的にまとめました。

Webヘッダー画像

Webサイトの上部に常に表示されるヘッダー画像は、視認性を意識して文字を大きくシンプルにしています。

都道府県別ロゴ

県別ロゴでは、中央の三角の仕切りによって自然と「ロゴマーク」→「re:Health」→「都道府県情報」が読んだ人の頭にすっと入ることを意識しました。
最初は尖った三角形でしたが、お客さまから「針に見えないような、優しいデザインで」とご指摘頂いたので、丸みを帯びたデザインに変更しています。

ご依頼いただいた研究室について

今回ご依頼いただいた東京大学生産技術研究所 喜連川・豊田・根本・吉永・合田研究室は、大規模データを対象としたデータ工学に関する研究を行っている著名な研究室です。
昨今よく耳にする「ビックデータ」という言葉が使われる前から、大規模なデータ処理に関する研究をされています。
駒場にある研究室では、東大駒場リサーチキャンパス公開と併せて研究室公開も行われています。ご興味のある学生さんは一度御覧ください!


参考
東京大学生産技術研究所 喜連川・豊田・根本・吉永・合田研究室

地図について

当記事内の地図は、「地図・空中写真閲覧サービス」(国土地理院, http://mapps.gsi.go.jp)をもとにひよこのもり工房が作成したものです。